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31 弥生杉、気根杉 またナンゴクウラシマソウの出現です。 また花崗岩の荒々しい斜面です。 柵付きの木の道を歩いていきます。 ●弥生杉(樹高26.1m、胸高周囲8.1m、標高710m) 15:05、急な斜面を横切った先の階段の向こうに見えてきました。 斜めに視界をさえぎっている木の奥の、まっすぐそびえているのが弥生杉。 え、あれが、と少しきょとんとしてしまいました。 斜面の途中から眺めると、弥生杉の前の木の方が気になります。 倒れそうになりながら、なんとか斜面に踏ん張っているといったところ。 また、斜面の大岩が崩れた跡にも目を見張りました。 斜面を横切って木の階段を登り、弥生杉の根元まで来ました。 ここは、苔河原から弥生杉歩道に入って600m、白谷広場まで500mの地点。 樹齢3,000年、白谷雲水峡では最大の屋久杉です。 根元から見上げると、その大きさに圧倒されました。 伐採されずに残っているということは、材として不適たと判断されたからでしょう。 確かに、うねった幹や枝分かれした木の上部を見ればそれも納得です。 実は幹の一部が誰かの手により剥がされてしまい、痛々しい姿をしています。 こんなひどいこと、あってはならないことです。 弥生杉の周りをぐるっと囲む木の回廊。 後ろからだと、また違った表情を見ることが出来ます。 3,000年もの長きに渡り、この弥生杉は一体何を見てきたのでしょう。 弥生杉を後にして5分ほど歩くと、小さな看板がありました。 ・気根杉 15:23、気根杉がありました。 気根(きこん)とは地中に伸びるはずの根が空気中に伸びているもののこと。 花崗岩の地盤、雨と湿気等によるめずらしい現象です。 また、着生植物がきれいな花を咲かせていました。 2度あるこことは3度あるといいます。 またまたヤクシカに遭遇。 でも、今までと少し様子が違っていました。 そう、おなかが大きい雌鹿でした。 もうすぐ出産シーズンだそうです。 元気な赤ちゃんヤクシカが産まれますように。 屋久島は昔からシカとサルと人が共存し、棲み分けをしてきた島。 しかし近年そのバランスが崩れてきているそうです。 ヤクシカが繁殖しすぎてシカの害が広がっているのです。 苔で覆われた、このでこぼこしたものもその1つだそう。 対策は採られていますが、それでも追いつかないのが現状だそうです。 そうはいっても、人間の方がシカの何倍も自然を破壊しているんでしょうけど。 岩を流れる清水に見とれます。 飲んでみましたがくせがなくて美味でした。 |